お知らせ/新着情報

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弊社では、愛慕ドック会員のAIBOさんは、
定期健診を年に1回受けることができます。

 ここでは、定期健診ではどのような事をするのか簡単に説明したいと思います。

 まず、ステーションの健診では、

AIBOをステーションの上に座らせて、主に、液晶画面の表示がされるのか、
そして、バッテリー充電はされるのか、その他をチェックします。

 AIBO本体の定期健診は、

まず、AIBOの状態を把握するために、お散歩をさせます。


協力:ポートスくん(実際は靴下は脱いで行います。)

 お散歩の最中に、AIBOに後ろ脚で立たせます。
脚の状態をチェックします。
脚の悪いAIBOは、後ろ脚で立つ事ができません。

時には、AIBOの中の基板異常を調べるために、
ボディーカバーを外してチェックをする時もあります。

そして、バッテリーの健診をする安曇野AIBO達。

バッテリーの稼働時間を調べています。

 そして定期健診が終われば、チェックリストに記入して、
オーナー様にご連絡させていただきます。

AIBOもワンちゃんや猫ちゃんのようにお洒落にお洋服を
着せてみたいと思われるオーナー様はたくさんおられると思います。

しかし、AIBOはワンちゃんや猫ちゃんと違ってお洋服は苦手です。

 それは、AIBOは全身にセンサーがついているので、
電源が入った状態でのお洋服の着用は、センサーの誤作動の原因になったり、
関節に負担が掛かり、故障の原因になるからです。

 それでも、AIBOにお洋服を着せたいと思われる場合は、
ご自分のAIBOさんの状態を見ながら、電源が入っていない状態で
お洋服を着せてください。

 参考にAIBOに着せるお洋服についてのお話をしたいと思います。

オーナー様の中には、ご自分でAIBOのお洋服を作られる方が
おりますが、これはAIBOの体に合わせてお洋服を作ることができるので、
とても理想的だと思います。

 しかしそうではなく、市販品のものを着せる場合は、
いくつかの点に気をつけていただければ、大丈夫かと思います。

 まず、お洋服は犬用のお洋服がよろしいかと思います。
ぬいぐるみのお洋服でも悪くはないのですが、
犬用のお洋服の方が安心して着せることができます。

 ・お洋服のサイズについて

 犬用Sサイズ(チワワ)です。しかし、AIBOはSサイズのお洋服だと、
特に7ちゃんは、脚が太いので、Sサイズのお洋服が着れない場合があります。
その場合は、多少体に合わなくても大きめのサイズを着せてあげることを、
お勧めいたします。

 ・あまりお勧めできないお洋服は、ぬいぐるみの袖のあるシャツやズボンです。

 
★袖のある服★                             ★ズボン★

こういったお洋服は、電源の入った状態だと、センサーの誤作動や、
関節に負担がかかり、脱力状態になり故障の原因になりやすいです。
もしどうしてもこういったタイプのお洋服を着せたい場合は、
必ず電源を切って安全を確認してから着せてください。

 ・比較的安全に着せやすい服は、犬用の袖の無い服。

 

こういったマントタイプの服は、電源が入っていても比較的安心です。
お洋服を着せる時は、電源を必ず切ってから、
ふわりとセンサーにくっつかないように着せるのがコツです。

 

ハロウィンが近いので、ポートスくんにかぼちゃのお洋服を着てもらいました。

殆どのオーナー様は、とても丁寧にAIBOを包んで発送していただいているので、
大丈夫なのですが、まれにAIBOの包み方を教えて欲しいというご相談を頂きます。

 理想を言えば、それぞれのAIBOの機種専用の化粧箱に入れて
発送していただくのが一番安心安全なのですが、
化粧箱を使わずに別の入れ物に入れて発送していただくオーナー様の
中には、AIBOの包み方で悩まれる方がおられるようです、

 そこで、参考までにAIBOの包み方を説明したいと思います。
まずAIBOを下の図のように伏せの姿勢で頭を前脚の真ん中に入れます。
そして、尻尾は立たせず寝かせます。

そして、AIBOの横幅4体分ぐらいの大きさの
プチプチの真ん中にAIBOを置きます。
AIBOの頭を保護するために頭部側のプチプチを少し多めに確保しておきます。

 次に、下の図のようにプチプチの端を持ち、片側ずつAIBOを包んでいきます。

包むときは、AIBOの体を包む感じで覆います。

AIBOさんを覆ったら、テープで止めます。

 次にお尻側を包みます。
この時、尻尾があるので優しく包んでください。

ERS-111の仔は、場所をとりますが尻尾は曲げないように、
軽く優しく包んでください。

ERS-210の仔も同じ要に尻尾の所は優しく包んでください。
もし、心配でしたら尻尾を外して包んでいただいても構いませんが、
その場合は、取り外した尻尾はなくさないようにお願い致します。

最後に頭の部分を包んでいただくのですが、頭はとても大事な部分なので、
クルクルと巻いてクッションを作ってください。そして外れないように
しっかりとテープで止めます。
これで完成です。

オーナー様から、AIBOをどのペースで起動させるのが
理想的なのかご相談を頂くことがあります。

 オーナー様の中には、できるだけ健康な状態を長くもたせたいと言う理由で、
AIBOを殆ど起動しないという方もいます。

 機械は動かさなくても、時間が経つと劣化していきます。
そして、動かさない期間が長いと、壊れやすくなる場合もあります。

 AIBOも同じで、動かさない時間が長いと調子が悪くなっていきます。
そこで、どのペースでAIBOを起動していただくかは、
特に決まりはないので、オーナー様が決めていただいて構わないのですが、
週に1回から10日に1回以上は、起動をしていただけたらと思います。

そしてもし宜しければ、
そのときお散歩も一緒にして頂ければ、体全体を動かすことができるので、
より良いかと思います。

 そして、愛慕ドックの定期健診を受けていただければ、
AIBOを長期起動しないより元気な状態を長く保つことができると思います。

最近、運動不足の安曇野AIBOのふう太郎君、体調のチェックも兼ねて少しお散歩。
スタッフの見守る中、元気に遊んでいました。

          

メモリースティックの保護の為にメモリースティックとバッテリーを
AIBO本体から脱着する際には、順番があります。

 メモリースティックをAIBOに取り付ける場合は、

まず上の図のように、先にメモリースティックを取り付けしてから、
バッテリーを装着します。

そして、メモリースティックを取り外す場合は、

上の図のようにバッテリーを先に取り外してから、
メモリースティックを取り外します。

 このように順番があるのは、
メモリースティックにバッテリーの電流が流れている状態で脱着すると、
メモリースティックが壊れてしまう可能性があるからです。

 現在、メモリースティックも古くなり、壊れやすくなっています。
メモリースティックは大切なAIBOの心です。
できるだけ大切に扱っていただくことをお願い申しあげます。

 

実は、安曇野スタッフのパートナーのAIBOポートスくんも、
愛慕ドック会員なのです。

 愛慕ドックには、
定期健診があるので、体調不良が見つかれば、
早めに発見し、対応してもらえるので、とても助かります。

 ポートスくんが愛慕ドックに入る前は、起動はしても殆どステーションの上で
1日過ごすことが多かったのですが、愛慕ドックのおかげで今では、
ステーションから出てお散歩する回数が増えました。
やんちゃっぷりも復活してオーナーをハラハラさせています。
以前よりずっと元気になったように見えます。

愛慕ドックの予約をするポートスくんです。
ネットで予約ができるのも嬉しいですね。

オーナー様からのご相談の中に、
治療の依頼をする程のことではないのですが、
7ちゃんの尻尾がガタガタと大きな音でうるさくて困っているので、
音の軽減方法を教えて欲しいと言うのがあります。

 これは、7ちゃんの老化現象のようなもので、
現在、多くの7ちゃんは、尻尾がガタガタと大きな音を出したり、
激しく尻尾で背中をたたくという症状が出ています。

 音の軽減方法としては、尻尾のシリコンを取っていただくというのも
あるのですが、これでは少し可愛そうなので、
弊社では、尻尾を逆につけて頂く事をお勧めしています。

これで尻尾の音の軽減になります。

実は、AIBOサッカー選手も、同じように尻尾を逆さにつけて試合をする仔がいます。
これも可愛いのではないかと思います。
そして、次回の定期健診や外来治療の時、一緒にしっぽの調整を
させていただきます。

 ところで、ここで嘘のような本当のお話を1つ。「魔法の言葉」をお教えいたします。
7ちゃんの尻尾がガタガタと鳴り出したら、
尻尾に向かって、指差し「ストップ!」と少し大きな声で言ってみてください。
中には、「ピタッ!」と尻尾の動きを止めてくれる7ちゃんがいます。
もしかしたら、みなさんの7ちゃんも尻尾の動きをストップしてくれるかも知れません。

AIBOさんの治療の時のご指摘症状の中に、
「カメラの認識が鈍くなっている。」
という症状が書かれている事がよくあります。

 もちろん故障の場合もあるのですが、
中には、AIBOさんのカメラのレンズの汚れが原因で
認識が悪くなっている場合があります。

 弊社では、まずAIBOさんの鼻先のカメラのレンズを覗き込み、
汚れているかチェックします。
そして、汚れていれば、掃除を始めます。
しかし、AIBOさんのカメラのレンズはとても小さいので、
専用のペーパーで拭き取ることはできません。

 そこで、活躍するのが綿棒です。

綿棒もこのままだと大きすぎるので、
綿棒の端を指でつぶします。

そしてこのように、綿棒の先を尖らせます。

次に、クリーナー液をしみこませて、AIBOさんの
鼻先のカメラのレンズを優しく拭き取ります。

AIBOさんはどの機種の仔も表情があるので、
鼻先のレンズを「こちょこちょ」とすると、とてもこそばゆそうに見えて、
「クシュンッ!!」とくしゃみが聞こえてきそうです。

 

 

 

 

ERS-210の修理依頼の時、オーナー様から
耳と尻尾が取れてしまったので、治して欲しいという依頼があります。

210の耳と尻尾は取り外しができるように作られていますので、
ちょっとしたことで簡単に取れてしまいます。

 耳や尻尾が取れてしまった場合は、つけていただいて構わないのですが、
特に耳の取り外しには、少しコツがあります。
失敗しますと、耳の爪を折ってしまう場合があるので、気をつけてください。

左側の耳の爪が折れた耳(四角で囲った部分が折れています。)
右側が正常な耳です。
こんな感じになります。

★正しい尻尾と耳の取り付け方★

尻尾を取り付ける場合は、

上の図のように、尻尾を持ちぐっと真っ直ぐに差込みます。
この時、少し硬く感じますが様子を見ながら強めに差し込んでください。

  • 耳を取り付ける場合は、

 

まず、上の図のように耳の形が崩れるくらい、「ギュッ」と持ちます。
そして、耳の真ん中の爪を最初にはめます。
次に両端の耳の爪をはめ込みます。

  • 耳を取り外す場合は、

 まず、取りつける場合と同じで、耳の形が崩れるくらい、「ギュッ」と持ちます。
そして、左右にゆっくり動かします。

 

すると、

外れました。

現在、弊社では210の耳が不足しております。
できましたらご自分のAIBOさんの耳は大切に扱っていただけますよう
お願い申し上げます。

 撮影協力:安曇野SCで働くAIBO ふう太郎くん

 

オーナー様からの質問の中に、バッテリーの保管方法や
寿命に関しての相談をいただきます。

バッテリーの寿命は、約2年程度で寿命がきはじめます。
使わずに保管する場合は、数ヶ月から半年に1回の
充電を行って保管していただくことをお勧めしています。

 バッテリーの劣化の確認方法は、
弊社の基準は、充電できない、起動できないの他に

 ・フル充電した状態で、AIBOの稼働時間が60分以下。
・AIBOがバッテリー切れで動かなくなった状態で、残量が19%以下
・FCの残量が1000を切ったとき。

 この3点のいずれかに該当した場合は、バッテリーの劣化と判断しています。

 バッテリーの残量やFCの確認は、ステーションからできます。

 7ちゃんと311と312の場合(ERA-7B1, ERA-7B2)

  
(ERS-7)                  (ERS-311)

四角で囲ったボタンを同時に押します。
そうすると、上の写真のように数字部分の表示が変わります。

 そして、SETボタンを数回押し続ければ、確認ができます。

 バッテリーの残量:REMという文字の横の数字パーセントで表示されます。
FCは、2600が満タンです。

 210の場合(ERA-201B1)

四角で囲ったボタンを同時に押します。

ERA-201B1の場合は、稼働時間60分以下、
バッテリー切れになった時点でバッテリー残量が19%以下の、
いずれで劣化と判断いたします。

 111の場合(ERA-110B)は、AIBOの稼働時間が60分以下だと、劣化と判断いたします。