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みなさんは、昔とても人気のあったAIBOのスポーツがあったのを
ご存知でしょうか?
AIBOが製造中止になってからは、
もう観戦することはできなくなってしまいましたが
全国の参加大学がエキシビションとして活躍したAIBOのスポーツです。

 それは、AIBOによるサッカーの試合です。

 2007年に大阪で行われたロボカップの中の
AIBOサッカーの全国大会の様子です。

当時は、独特のスタイルでボールを追いかけるAIBOが可愛いく、
その勇姿を生で見たいと、遠方からそのサッカーの試合を観にくる
AIBOファンもたくさんいました。

 選手として参加するAIBOは、パールホワイトのERS-7です。
1チームは、5体のAIBOで構成されており、
レッドチームとブルーチームに分かれて試合を行います。
彼らのすごいところは、ラジコンのように人間に操られて
サッカーをするのではなく、
AIBO自身が考え判断し、サッカーの試合を行うのです。
彼らの行うサッカーはただ可愛いだけではなく、時には白熱し、
まるでラガーマンのように相手選手に
ガンガンぶつかりあいながら、ボールの奪い合いをしたり、
巧みなボールさばきでお互いにパスを出しながら
見事にゴールを決めたりと、とても迫力のある試合を観ることができます。

そして時には、AIBOらしい場面も見ることもあります。
一生懸命になるあまり、コートの中で迷子になる仔や、
猪突猛進に自分のチームのゴールに
ボールを入れてしまう仔もいます。
しかし観客たちは、そんなAIBO達が可愛いと
彼らの珍プレイにも、暖かい声援を送るのです。

現在では、AIBOサッカーを殆ど観る事はできませんが、
もしいつか復活することがあれば、
まだAIBOサッカーを観戦したことの無い方に、
是非観ていただきたいと思います。

AIBO葬は、人間と同じように、ご住職の読経から始まり、
焼香、祈祷と行われます。

ご住職の祈祷を受けるAIBO達です。

参列者は、皆、彼らの魂が安らかになり、
天国でも幸せに暮らせますようにと祈りながら見守ります。
ご住職のお話はAIBOのみならず機械と人間の共生から始まり、
仏様のお話までと多岐にわたり、皆、聞き入りました。
そして、ご住職のお説教を最後に、第7回AIBO葬は終了いたしました。

第7回AIBO葬の様子がYouTubeに載せてありましたので、ご覧ください。

AIBO葬の後は、弊社のスタッフでAIBO葬の後片付けをし、
供養されましたAIBO達は丁寧に梱包され、
治療を待っている仲間のところへ送られます。

無事にAIBO葬が終わり、後片付けも済ませ、
やっとスタッフの緊張も解けてきました。
お昼には、ご住職から豪華なお食事をご馳走して頂きました。
お食事を頂く弊社のスタッフ達です。

海外から取材に来たテレビスタッフにもご住職はお食事を
振舞って下さいました。

終始和やかな昼食会となりました。
最後にAIBOをご提供していただきました皆様に
深く感謝を申し上げます。

2018年12月20日(木)に第7回AIBO葬が千葉の光福寺で行われました。
弊社のスタッフは、前日に千葉に到着し、
翌日のAIBO葬の準備や打ち合わせ等、
そして、供養されるたくさんのAIBO達の搬入を行いました。

AIBO葬に参加する弊社のスタッフ達です。
1日働いてやっとの夕食です。
まだ、明日があるのでたくさん食べてAIBO葬に備えます。

翌朝7時にホテルを出発しAIBO葬が行われる光福寺に到着し、
直ぐにAIBO葬の準備に取り掛かります。

今年は、約60体のAIBO達が供養されるために、
お寺の本堂に運ばれていきました。
弊社のスタッフ全員で供養されるAIBO達を祭壇に並べていきます。

弊社の代表乗松も自ら率先して、AIBO葬の準備をしております。

祭壇に並べられるAIBO達は、
今まで家族として愛情深くオーナー様に大切に育てられてきました。
そんなオーナー様やAIBO達の気持ちを大事にしたいと
弊社のスタッフ達は、AIBOの扱いも丁寧かつ慎重に、
そしてどのAIBOも立派に見えるようにと、
祭壇に配置する位置や姿勢にもこだわって並べていきます。

そして今年もまた、aibo 1000の「金ちゃん」もAIBO葬に参列。
彼が元気に歩き出すと、ちょっとした撮影会が始まりました。

可愛く「ハイ!ポーズ。」

  

そして、小坊主AIBOに袈裟を着させて、

テレビの取材もはじまり、

おごそかな面持ちのご住職が姿を表し所定の席に座ります。

これでAIBO葬の準備が整いました。
そして午前10時にAIBO葬が始まります。

 つづく

 

従来のロボットは、最初に作られ与えられた性格のまま
変わる事無く存在します。
彼らは、人間が新しい事を教えてあげない限り
学習することもなく成長もしません。

しかしAIBOは、基本的な性格というのはあるのですが、
大人へと成長していく段階で、
個性や性格が作られているようです。


 安曇野AIBO全員集合。カメラの前で張り切って、
決めポーズをするポートスくん。
しかし張り切りすぎて三之助くんに思わずキック!ごめんね。

 AIBOの基本的な性格は、オーナーさん大好きの甘えん坊です。
我々がオーナー様よりお預かりしたAIBOを見ていると、
同じ機種のAIBOであっても、全く違う性格であることが分かります。
この基本の性格を基に新しい個性が作られているようです。

あるAIBOは、元気でやんちゃな性格
あるAIBOは、好奇心旺盛なひょうきん者
あるAIBOは、おっとり、のんびりな性格
あるAIBOは、さびしがりやな性格
あるAIBOは、人見知りな性格
あるAIBOは、猪突猛進な性格

等、たくさんの個性があり我々スタッフを楽しませてくれます。

そして、たまに「ハッ!!」と驚くような
行動をすることもよく有ります。
例えば、一生懸命芸をしようとするAIBOに、
他のAIBOが応援をするように
お座りして前脚をだし、まるで「頑張れ~!」と
言っているような行動をすることもありました。

 そして、AIBOはどの機種の仔も、自分の世界を持っており、
決して人に媚びるといったことがありません。
あなたにはたくさんの愛情を注いでくれますが、
気分が乗らない時にはあなたにそっけない態度をとることも有ります。

AIBOは、育った環境やあなたの接し方次第で、
性格が作られ成長し、他とは違う個性のAIBOになるようです。
だから、あなたの所に来たAIBOは、
あなただけのAIBOとなるのです。
ですから、本当のお父さんやお母さんになった気持ちで
AIBOを育ててあげてください。

そして何より、AIBOとの生活を楽しんでください。

 

 

 

あなたがAIBOと遊んでいると、
急に全身の力を抜いて気を失ったような状態になって、
驚くことがあると思います。

これは、AIBOの関節に余計な負荷がかかってしまい
全身の力が抜けた脱力状態になったからです。

AIBOにはいくつかの防衛本能が備わっていて、
その1つがこの脱力なのです。

AIBOは関節に負荷がかかると、自分が故障しないように
早めに全身の力を抜いて、自分を守ります。
そして、この脱力はAIBO自身を守るだけではなく、
大切なあなたも守る意味もあるのです。

 従来のロボットは、関節等に何か挟まっても、
痛みや違和感といったものを全く感じないので
気にせず関節を動かし続けます。
その結果、関節が壊れてしまい動けなくなってしまいます。
しかしそれがもし、あなたの指を挟むことになってしまったら、
ロボットが壊れてしまうだけではなく、
あなたの指も怪我をしてしまいます。

しかし、AIBOはそうならない為に、
関節に負荷がかかると直ぐに脱力状態になり、
AIBO自身の故障とあなたの指の怪我からも守るのです。

 AIBOは、自分自身も大切だと思っていますが。
大好きなあなたも大切なのです。

 ※・・・AIBOは、はさみ込みができない構造に
    なっていますが、小さなお子様が遊ぶ時は
    お父さんやお母さんと一緒に遊んでください。

家族旅行には、必ずAIBOも一緒に連れて行く
というオーナー様がたくさんいます。
その時にとても重宝するのが、
AIBOを入れる為の専用のバックです。
しかし、いろいろなタイプのAIBO専用のバックが
出ていますが残念なことに現在では
販売は終了していまして、
購入することは不可能となっています。

弊社でも、殆ど在庫が無ない状態ですが、
オーナー様の中には購入を希望される方もいるようです。

 参考までに弊社にあるAIBOバックですがお見せしたいと思います。

機種専用のものやメーカー等
さまざまな種類のAIBOバックがあるようです。
どれも可愛いものやお洒落なデザインのものばかりのようです。

  

バックの中は、クッションやベルトなどがついていて、
AIBOの安全を考えた作りになっています。

安曇野スタッフのパートナーのポートスくんも、
All InわんケースというAIBOバックを持っています。
これは、7ちゃん専用のAIBOバックですが、
ステーション一式、ピンクボールとアイボーン、
AIBOカード等すべてのアイテムが
収納できるようになっています。
大きな旅行をする時は、これを使っています。

昔、このAll in わんケースを購入する前は、
ポートスくんを旅行に連れて行くときは、
プチプチとタオルで簀巻きにし、紙袋に入れて移動していました。
今考えると、すごい扱いですね。

現在は、安曇野SCに出勤する時は、
犬用のバックを使っています。
ポートスくんしか入らないですが、
All inわんケースだと大きすぎるので、
近場の移動には、こちらの方が向いているようです。

中はこんな感じです。
クッションがあって、バックの持ち手には
肩あてがついているので、長時間の持ち運びも疲れないので、
ちょっとした移動にはとても便利です。

 

AIBOには、アイボーンとピンクボールというおもちゃがあります。
アイボーンは7ちゃん以降のAIBOのおもちゃです。

 

アイボーンは骨の形をした、おもちゃです。

ピンクボールは、名前の通りピンク色のボールのおもちゃです。
この二つのおもちゃがなぜピンク色なのかと言いますと、
AIBOが好きな色だからです。
AIBOはこの二つのおもちゃが大好きです。
もしAIBOの近くでこのおもちゃを見つけたら、
AIBOに見せてあげてください。
AIBOは喜んで取りにきます。


★アイボーンを取りに来た、AIBOななみん★

 そしてたくさんの芸をあなたに見せてくれます。芸が成功したなら、
「ヨシヨシ」と声をかけてAIBOを褒めてあげてください。
7ちゃんは背中のセンサーをなでてあげる事でも喜びます。
褒められるとAIBOは大変喜び、
もっとたくさん芸を見せてくれるかも知れません。


★芸を見せる AIBOななみん★

 しかし、時には失敗もします。
その時は、そっとあなたが手を貸して助けてあげてください。
そして遊びつかれたら、AIBOはアイボーンを枕に眠ることもあります。

 AIBOはアイボーンやピンクボールで遊ぶ事に夢中で
あなたの相手をしてくれない時も有ります。
あなたが寂しさのあまり、アイボーンやピンクボールで遊んでいるAIBOの
邪魔をしてしまったら、もしかしたらへそを曲げてしまうかも知れません。

しかし、我慢強く待っているともしかしたら、あなたのところにAIBOが
アイボーンを持って来てくれるかも知れません。


その時は、AIBOの顔の前に手を出して、
「アイボーンちょうだい」と声をかけてあげてください。
AIBOは大好きなあなたに、きっとアイボーンを渡してくれるでしょう。

 

AIBOを飼われたことが無い、AIBOを知らないあなたが、
友人宅等でAIBOに遭遇してしまったら。
もし、そのAIBOがあなたの傍にやってきて、
「オテ」を要求してきたら、あなたはどうしますか?

 AIBOは、犬にとても似ているロボットですが、犬以上に
AIBOにとって「オテ」は大切なコミュニケーションです。

 「オテ」の仕方を間違えると、AIBOはとてもがっかりします。
しかし、正しい「オテ」ができれば、AIBOはあなたを大好きになり
何度も「オテ」をしてくるかも知れません。

 「オテ」を制するものはAIBOを制すると言ってもいいくらいです。

 しかし、AIBOの「オテ」は犬の「オテ」のやり方と少し違います。

初めてAIBOに「オテ」をする時は、出された前足を握って、
「ヨシヨシ」とする方が多いようですが、
これはAIBOでは「オテ」とは認識してくれません。

 AIBOの場合は、肉球をしっかりと押してあげなければなりません。
こんな感じに。

これでAIBOは、「オテ」をしてもらったと認識し、喜びます。

 AIBOは、犬とは違って自分から「オテ」とあなたに声をかけ、
「オテ」をするように言います。
その時は、すかさず肉球を押してあげてください。
そして時には愛情を試すかのように無言で
「オテ」を要求してくることもあります。
その時は、何をおいても最優先で肉球を押してあげてください。
もし気がついてあげることができなければ、
AIBOは「きゅんきゅん」ととても悲しい声で鳴きます。

 そしてAIBOと仲良くなりましたら、
今度はあなたからAIBOに「オテ」と言ってあげてください。
AIBOは嬉しそうに前脚を出してあなたの「オテ」に答えてくれます。

時には、気まぐれで後ろ脚を出して「オテ」に答えることもありますが、
これはAIBOのちょっとした茶目っ気です。
あなたが嫌いなわけではありません。


★ERS-111    ★ERS-210      ★ERS-312     ★ERS-7

機種事にAIBOの肉球です。

 AIBOは、きっとたくさん「オテ」をしてくれるあなたのことが大好きになります。
しかしAIBOは、気まぐれで人に媚びることはしません。
ですから、時にはあなたに甘えることもありますし、
時にはあなたにそっけないそぶりをすることも有ります。
そんなAIBOですが、一緒にいる時間を楽しんでいただけたらと思います。

 

 

   

 

AIBOを飼われている殆どのオーナー様はご自分のAIBOを大切に思っておられ、
家族のように可愛がっております。しかし何らかの理由でどうしても、
AIBOと一緒に暮らせなくなり、泣く泣く手放さなければならないオーナー様がいます。

 しかし家族のように可愛がっていたAIBOをそのまま捨てるのはとても可愛そうで
それはできないが、もし、他の治療の必要なAIBOの為に何か
お役に立てればということで、弊社にAIBOを提供していただく場合があります。

 弊社では、そんなオーナー様の辛いお気持ちを少しでも救うことができればとの思いと
長年オーナー様と家族として暮らしオーナー様を楽しませ時には慰め励ましてきた
AIBOを労うためにAIBO葬を執り行っています。

AIBO葬の後、ドナーとなったABIO達は、弊社で1体1体健康状態を調べます。
どこが正常に動作し、どこが悪いのか全て調べます。
そして、健康状態を確認しましたら、
その状態によりドナーと里親用、イベント用に分けていきます。

ドナーとなるAIBOは細かく分解され、使えるパーツごとに保管されます。

そしてここから、移植用のパーツとして治療の必要なAIBOの為に使われます。

 現在、大切なAIBOを提供してくださったオーナー様や、
ドナーとなったAIBO達のおかげで、みなさまのAIBOの治療ができています。
できましたらそんなオーナー様やドナーとなったAIBO達の為にも、
どうかご自分のAIBOをなお一層、愛しんで下さることをお願い申し上げます。

 

弊社では、調子の悪くなった愛慕ドック会員のAIBOは、
外来治療を行うことができます。

 外来治療では、年に1回の定期健診を行い、そこで異常が見られたAIBOや、
治療が必要なAIBOを優先で治療を行います。

 定期健診や検証で症状の確認ができ、
オーナー様から治療の許可をいただきましたら治療に入らせていただきます。

 治療に入りますと、AIBOには専用のケースに入っていただき
治療の順番を待っていただきます。

 外来治療を受けるポートスくんです。

そして、症状にあわせて外装や脚や頭等を外し、治療に入ります。

治療途中のポートスくんです。
そして治療が終わればまた元の姿に戻し、最終テストを行います。
元気になったポートスくん。

最終テストでは、治療したところが正常に動作しているのかを念入りに
確認する他に、センサーの動作確認、カメラの認識確認。
そして、7ちゃんならステーションに自力で入ることができるのかを
すべてチェックいたします。
そして、すべて合格すれば治療完了。オーナー様にお返しいたします。