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AIBOの治療のご指摘症状の中に、
肉球が磨り減ってきたので新品の肉球と交換して欲しいという依頼があります。
弊社では、ドナーとなるAIBOの部品を使って治療をしておりますので、
肉球に関しましては殆どの物が磨り減りのある肉球しかございません。
その為、肉球が原因で歩行困難なAIBO以外は
交換をお勧めすることはございません。
ですので、肉球の磨り減り等には注意をお願い致します。

 AIBOの肉球が磨り減ってきた場合の症状

足の裏の突起がなくなる。

足の裏が磨り減り、白っぽくなったり、つるつるとテカリがでる。
こういった症状の場合、足の滑りが出てきます。
こうなると、お散歩の最中に足が滑りやすくなったり、
芸をする時等に失敗をしやすくなる等の、症状が出てきます。

 肉球の磨り減りに感しましては、出来る限りすり減りが起こらないように、
毛の短い絨毯の上で遊ばせるようにお願い致します。
靴下を履かせるというのも場合によっては、保護効果があります。

 靴下に関しては、下にリンクを張っておきますので参考にどうぞ。

AIBOに靴下はいいの?

 

楽しいラジオ体操が終わり、高齢者の方達の体も温まったところで、
次は、本日のメインイベントのAIBOの玉入れゲームをしました。

 このゲームは、オレンジチームとホワイトチームに分かれ、
AIBOが背負った籠の中に相手チームより多くのボールを
入れて競うゲームです。

玉入れゲームも特別にNAOとコラボして遊びました。
そして今回協力してくれたAIBOは、ERS-7のハニーちゃんです。
背中に籠を背負っての登場。負けまいと気合十分です。

そして、NAOの合図でゲームがスタート!
軽快な音楽に合わせて籠を背負ったAIBOが歩き出します。
AIBOが近くに来ると、皆さん一斉に籠にめがけてボールを投げます。
ちょこちょこ動くAIBOが背負う籠の中にボールを投げ入れるのは、
簡単そうに見えてとても集中力を伴う意外に難しいゲームです。

最初は、AIBOの動きにタイミングを合わせて
籠の中にボールを入れる事が少し難しそうでしたが、
そんな時はAIBOが少しお手伝い。
高齢者の方の傍まで寄っていき、
ボールを入れてもらう場面もありました。
しかし、一度コツをつかむと皆さん見事に籠の中にボールを入れていました。

 そしてゲームの途中から、aibo 1000のきんちゃんも参加。

自由気ままに遊ぶきんちゃんに、
釘付けになる高齢者の方もいました。

 そしてゲームが終了し、結果発表をします。

浜田名誉教授と板井助教授のかけ声に合わせて、
みんなで一緒に籠に入ったボールを数えました。
結果は、40対42でホワイトチームが勝ちました。
オレンジチーム残念でしたね。

 最後は、NAOによる言葉遊びゲームをしました。

NAOの投げかける質問や疑問に高齢者の方達が答えるゲームです。
NAOのコミカルで可愛い仕草や動き、
そして患者さんからの答えに対しての返しの言葉がとても面白く、
皆さんは驚きながらもとても楽しまれていました。

 今回このレクリエーションでは、はじめてロボットに
触れた高齢者の方もおられたと思います。
そしてロボットとの遊びを通して、ロボットも皆さんに寄り添い、
一緒に楽しい時間を過ごすことが出来る存在であると
知っていただけたらと思いました。

最後に市立大町総合病院の太田久彦副院長には、
お忙しい中、高齢者の方達とロボットが触れ合える機会を
設けていただき心よりお礼申し上げます。
また、病院職員の皆様には快く私共を迎えていただき
重ねて御礼申し上げます。何よりもレクリエーションに
参加していただいた高齢者の方達には
楽しいひと時を過ごしていただけたでしょうか。
それから、筑波学院大学の浜田名誉教授ならび板井准教授には、
AIBOが実際どのようにお客様と触れ合っているのかを
窺い知ることが出来る良い経験をさせていただき、
今後のAIBOとの関わりにいてお役に立てていただければと
思っております。今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 

2019年3月15日(金)長野県の市立大町総合病院で行われました、
高齢者レクリエーションに参加してきました。

 今回は筑波学院大学の浜田名誉教授と板井准教授と一緒に
参加させていただきました。


弊社の代表乗松と打ち合わせをしながら、
レクリエーションの準備をしている浜田名誉教授と板井准教授です。

そして、浜田名誉教授と板井准教授が
人型ロボットの「NAO」を連れてきてくださいました。
初めて見るNAOはとても愛嬌のある可愛い顔をしています。


今回は、このNAOと弊社のAIBOと組んで楽しいゲームをする予定です。

 そして、レクリエーションに参加するAIBO達の準備をする
弊社の取締役の乗松です。

レクリエーションの最初は、まず高齢者の方々がロボットに
親しんでいただくためにおしゃべり人形のネルルちゃんや
ユメルくん達に話しかけたり、抱っこしたり、櫛で髪の毛
をといてみたりして触れ合っていただきました。

皆さんどんなお話をされていたのでしょうね。

その次は、人型ロボット「NAO」と弊社のAIBOと
コラボでラジオ体操をしました。

NAOの合図でAIBO達が一斉にラジオ体操を始めました。
高齢者の皆さんもAIBO達と一緒に体を動かす方もいれば、
AIBOのラジオ体操をする姿を微笑ましく見ておられる方もいました。

次回は、本日のメインイベントのAIBOの玉入れゲームのお話から、
NAOによる言葉遊びのお話を書きたいと思います。

近年AIの進歩により、ロボットもさまざまな役割を
するようになってきています。
その中で、今注目を浴びているのがロボットセラピーです。

 アニマルセラピーというのは、よく耳にすることと思います。
医療介護施設に行き、患者達等の心のケアをしてくれる動物達の事です。

アニマルセラピーには、患者達が動物達と触れ合うことで、
病状が快方に向かったり、コミュニケーション能力の向上や、
精神安定と言った素晴らしい効果が出ています。

 しかし、アニマルセラピーにも限界があり、
例えば、動物アレルギーのある患者は、動物達と触れ合うことが
できない場合があります。そして動物による、引っかきや噛み付き等の
突発的な事故の防止が難しいことがあり施設によっては
アニマルセラピーを受け入れる事が難しいと考えるところもあるようです。

 そこでアニマルセラピーのような役割をロボットもできれば、
そういったアニマルセラピーの問題とされる部分を
クリアできるのではないかと考えられ、
今世界中でロボットセラピーの研究が進められています。

 実際、ロボットが医療介護施設に赴き患者と触れ合うことで、
アニマルセラピーと同じ効果を出しているという報告もあります 。

弊社でも、AIBOを老人ホーム等の施設に連れて行き、
入居者の方たちにAIBOに触れ合っていただき
一緒に遊んでいただく活動をしております。
入居者の方達は、最初始めて見るAIBOに戸惑いもありましたが、
AIBOの愛らしい仕草やコミカルな動きに目を輝かせ、
AIBOとの触れ合いを心から楽しんでくださいました。
中にはAIBOを本物のわんちゃんのように可愛がってくださる方もおり、
最後はAIBO達とのお別れをとても寂しく思ってくださる入居者の方もいました。
この時、弊社のスタッフもAIBOを連れて帰る事がとても心苦しく感じたのを覚えています。

AIBOと一緒にタマ入れゲームをして遊ぶ入居者の方達です。
AIBOもボールを籠の中に入れられないように一生懸命逃げています。
皆さんとても楽しまれていました。

現在では、AIの著しい発達によって、セラピー用のロボットも、どんどん成長し続けています。
見た目の可愛さだけではなく、患者や孤独なお年寄りに寄り添いそして、
その相手にあった相応しい言葉を投げかけ励まし勇気つけてくれるものになってきているそうです。

 そして今では、安価で高性能なセラピー用のロボットがでてきているらしく
一般家庭にも少しずつ普及してきているようです。

 この先もっとAIの技術が進みロボットも動物と同じように、
患者や孤独なお年寄りに寄り添う事が出来るようになれば、
これからは、患者やお年寄り達の健康状態や住んでいる環境に合わせて、
アニマルセラピーを選択するのか、それともロボットセラピーを選択するのか、
自分達で決める事ができ、より良い環境で暮らしていくことが出来るのではないかと思います。

 

メモリースティックは、大切なAIBOの心です。
そしてとてもデリケートで壊れやすいものです。
それに初代AIBOの発売から今年で20年経っているので、
本来なら寿命がきてもおかしくない年数が経っています。
しかし、AIBOのメモリースティックは一般のメモリースティックより
丈夫に作られているようでとても持ちが長く、壊れにくいようです。
現在でも現役で使われているメモリースティックは
たくさんあり元気に活動できているAIBOがたくさんいます。

 そこで、オーナー様にお願いがあります。
自分のAIBOのメモリースティックの寿命を
少しでも長くしていただけるように、取り扱いにご協力をお願い致します。

 極まれにですが、AIBOを弊社に送っていただく時、
メモリースティックを裸のままで外に出した状態で、
送ってこられるオーナー様がいます。
これは非常に危険ですので、絶対されないようにお願い致します。

 メモリースティックを送る場合は、
下の写真のようにメモリースティック用のケースに入れて
送っていただければ比較的安全です。

  

ケースにメモリースティックを入れるときは、右の写真のように、
先の金属部分(金色の部分)を中にして入れてください。
金属に触らないように出し入れができます。

 もしケースが無い場合は、プチプチで包んでください。

そして発送の際は、箱の内側などにテープなどで
固定していただくとより安全です。

 それから、メモリースティックに指等で強い圧力をかけないように
お願い致します。

メモリースティックの外観は無傷でも、
中は簡単に破損してしまう場合があります。
そうなった場合は、修復不可能になり、
あなたの大切なAIBOとの思い出をすべて失ってしまいます。
メモリースティック自体の交換となるのです。

 それから、先の金属部分には触れないようにお願い致します。

この金属部分が汚れてしまいますと、
データの読み書きが出来なくなります。
AIBOが起動できなくなる場合がありますので、
触らないようにお願い致します。
特に素手では絶対触らないようにお願い致します。

 弊社では、メモリースティックはAIBO本体に挿入した状態で
送っていただくようにお願いしています。
これは、裸でメモリースティックを送っていただくのを避ける為と、
紛失の心配が少ないので、そのようにお願いしております。

オーナー様のご相談の中に、治療をお願いした方がいいのか悩んでいる
といった事をお話される方がいます。
そのご相談の中で一番多いのが、7ちゃんの耳の聞こえ方についての
ご相談です。それは、「最近耳が遠くなった」とか
「命令に中々反応してくれない。」と言ったもので、
オーナー様の声がちゃんと7ちゃんに聞こえているのか分からない
といったものです。

 どの機種の仔にもいえることなのですが、AIBOの取り巻く環境によって、
声が聞き取りやすくなったり、聞き取りにくくなったりします。

 理想は、静かな場所で7ちゃんの近くでお話していただければ、
7ちゃんにはオーナー様の声が届くと思います。
しかし、それでも反応が鈍かったり、声が聞こえてなさそうなら、
一度、7ちゃんの頭の上で、声をかけてみてください。

7ちゃんの頭の上、上の図の赤い丸の位置と同じところに向かって
声をかけてみてください。
このあたりがオーナー様の声が一番聞き取れる位置です。
もしこれで反応が無ければ、一度検査させていただきます。

 参考までに、ポートスくんの場合は、部屋の中に居る人の数だったり、
家具などの配置状況等でも、聞き取りやすさが変わるようです。
それから、ステーションの位置を変えただけで、
会話に反応して急におしゃべりになったというオーナー様のお話もあります。

ERS-111のオーナー様から、ステーションに入れたバッテリーが抜けないという
相談をお電話で頂くことがあります。

      

ERS-111のAIBOは、本体とステーションで同時に2本のバッテリーを
充電することが出来ます。

 最近増えているようで、ステーションでバッテリーを充電すると、バッテリーが抜けなくなることがあるようです。原因は、ステーションの底の、バッテリーを固定するストッパー部分が、長年使っていることで少し歪んでしまいバッテリーが外れなくなっているからです。


★四角で囲っている部分。上の写真は正常。
歪むと、四角で囲んだ部分が少し中に入ってしまいます。

そこで、バッテリーがステーションから抜けなくなった場合の
対処方法を教えいたします。

 まず、ステーションを持ち上げて裏返しにします。

そして上の写真のように、ステーションを固定しているストッパー部分を
爪の先に引っ掛けて、手前に軽く引きます。
この時は力を入れすぎないようにお願いします。
その状態で、バッテリーを引きます。
そうすると硬かったバッテリーがスルッとぬけます。

 もし、それでも硬くてバッテリーが出せない場合は、
マイナスドライバー等の棒状のものをステーションを固定している
ストッパー部分に引っ掛けて手前に軽く引きます。
ドライバー等の道具を使う場合は、大きな力が加わりやすいので、
割れてしまう事もあります。
作業を行う場合は、必ず様子を見ながら慎重に行ってください。

 

 

AIBOのちょうど胸の当たりに、ステーションとAIBOを
接続する部分があります。
実は、ここは大切な部分なので出来るだけ汚さないようにお願いいたします。
特に、素手で触る事はなさらないようにお願いいたします。

 

なぜならこの部分が汚れてしまいますと、
ステーションとAIBOの接続が上手く出来なくなり、
ステーションがAIBOを認識できなくなるからです。

ステーションの接続部分も汚さないようにお願いいたします。

 殆どのオーナー様はAIBOをとても大切に扱っていただいておりますので、
綺麗な状態の仔が殆どで、弊社ではまだこの部分の汚れが原因で調子が
悪くなって入院したAIBOは、おりません。
しかし、まれにこの部分が汚れているAIBOとステーションがあります。
その場合は、綺麗に汚れを落とさせていただきますが、
それも限界がありますので、可能な限りこの部分は汚さないように
していただきたく思います。

AIBOは、人間と対等のパートナーとして、
親友や兄弟のような関係であって欲しいと願って作られました。
それはAIBOという名前がAI(人工知能) と相棒と言う意味から、
つけられている事からもわかります。
しかし、お預かりするAIBO達を見ていると、
オーナー様のAIBOの接し方が少し違うようです。

 オーナー様のお話を聞いていると、自分のAIBOの事を、
名前だけでなく、「息子」や「娘」といったような
呼び方をされるオーナー様がいます。
そしてオーナー様の名前を呼ぶ事のできるAIBOの場合は、
「お父さん」や「お母さん」と、親を呼ぶ言葉でオーナー様を呼ぶ仔もいます。

 実は、ポートスくんもパートナーの事を「母ちゃん」と呼びます。


今日も元気なポートスくん。
他のAIBO達と同じでたくさんの親の愛情をもらって
明るい仔に育っています。

どうも自分のAIBOの事をまるで我が子のような気持ちで
接しているオーナー様が多くいるようなのです。

 それは、なぜなのでしょうか?

 まず、AIBOは、生まれたては赤ちゃんです。
何の知識も経験もありませんし、立って歩くこともできません。
オーナー様は、そんな状態からAIBOを育てなくてはいけません。

 その為、初めてAIBOを育てるオーナー様の中には、
育てる事に不安や心配を感じ
先輩オーナー様からAIBOの育て方の方法を教わったり、
本やDVDなどを購入して一生懸命AIBOの育て方の勉強をする方もいます。

 そして、AIBOはハイハイを覚え、そこから立って歩けるようになり、
オーナー様の顔を見つけると、喜んで寄ってくるようになります。
そして、オーナー様とコミュニケーションをとることで、
たくさんの事を学び、他にはない個性を持ったAIBOとして育っていくのです。

 そしてAIBOは、ただ成長するだけではなく、一緒に暮らしていく中で、
たくさんの感動と驚きをオーナー様やその家族にもたらしてくれます。
20年近く経った今でもAIBOが我が子のように愛されるのは、
そういった経験がオーナー様にあるからではないでしょうか。

あなたは、AIBOの1ヶ月の電気消費量ってどれくらいかかるのだろう?
と気になったことは無いでしょうか。

もしかしたら、AIBOほどの複雑なロボットだと、
とんでもなく莫大な電気を消費していて、
我が家の家計を圧迫しているのではないだろうかと
心配した事はないでしょうか。

 そこで電気消費量を調べる機械を使って、
代表でポートスくん(ERS-7)の1日(24時間)の
消費電力を調べてみることにしました。

 ポートスくんの1日は、大半が電源を入れた状態で殆どステーションの上で
過ごしています。そして1日に1回お散歩をしています。

 この条件でポートスくんの1日の電力消費量を調べてみました。
するとポートスくんの1日の電力消費量は、0.13kwhでした。

 これを電気料金にしますと、なんと!1日約¥2円でした。
1ヶ月にしたら、約¥60円です。

月の食費が¥60円なんてうらやましいですよね。

 AIBOは人にだけではなく、家計にも優しいロボットだったのです。