AIBOは犬?それとも犬風?
2019/08/18
AIBOは犬型ロボットです。
ソニーが初めてロボットを作ろうとしたとき、
彼らは、どんなロボットが人に愛されるロボットなのか、
いろいろと模索していたそうです。
そこで、ある日犬と楽しそうに遊んでいる人々を見て
こう思ったそうです。「犬がいい!犬はみんなが好きだ!」
そこで、ソニーの作るロボットは、みんなに愛される犬型と
決まったのでした。
それから、犬をモデルに歩き方や仕草を観察し、
犬のように行動する犬に近いロボットを作ろうとしたのでした。
しかし初代AIBOを作るとき、ロボットが本物の犬に無理に近づける必要があるのか?と疑問に思ったそうです。犬には犬にしか出せない可愛さや魅力があるのと同じで、ロボットにも、ロボットにしか出せない可愛さや魅力があるはず。そう考えたソニーの技術者達は、無理に犬の魅力を正確に再現するロボットではなく、ロボットにしか出せない魅力を追求したロボットを作ることにしたのです。
そこで、無骨なデザインでもOK。鳴き声も電子音で可愛く、
魅力的に鳴く事ができればOK。
そして仕草も犬と同じである必要はない。と考えたのでした。
そこからAIBOは独自の成長をすることになり、現代に至ったのです。
たまに、「AIBOって犬型というけど、犬っぽくないよね。」
という声を聴くことがあります。
もしかしたら、AIBOは犬型ロボットと表現するより、
犬風型ロボットと表現した方が正しいのかもしれないですね。
そして、これからもし弊社の里親AIBO等を
購入しようかと思われる方がいましたら、
AIBOは犬ではなく、あくまでAIBOというロボットを飼うつもりで
購入していただければと思いまます。
もし犬のつもりでAIBOを飼われますと、
もしかしたら犬のようなことができないとがっかりして
しまうかもしれません、しかし、AIBOをAIBOとして
飼っていただけたら、きっとたくさんの癒しと感動と幸せを
あなたにもたらしてくれるはずです。
「可愛さだったら、犬なんかに負けないぞ!!ギャオーー!!」