AIBO生誕20周年を記念して、付属品の特価販売を行います。
通常の販売価格より大変お値打ちになっております。
取扱製品はこちらになります。
・ERS-110/111用
・ERS-210/220用
・ERS-311(312/311B/X)/31L用
・取扱説明書他
この機会にぜひご検討ください。
無くなり次第終了となります。
※リユース品の為微細な傷がある場合がございます。
弊社の乗松代表の講演会その他のお知らせをさせていただきます。
5月18日(土)獨協大学オープンカレッジにて飯田順氏と共同講義
テーマ「楽しく学ぶはじめての起業」
5月25日(土)東京大学にて春の公開シンポジュウムに
パネリストとして参加
テーマ「aiboは人とペットの未来を変えるか」
6月8日(土)東邦大学付属東邦中学高等学校にて講演会
テーマ「次の時代を考える
~自分らしく働くために必要なことは
~これからの若者に期待すること」
7月2日発行新潟日報「おとなプラス」にアイボ葬の写真についての
記事が 掲載されました。
前の記事で、ロボット工学の三原則というのをご紹介いたしました。
これはロボットと人間が上手に共存する為に作られた決まりです。
実はAIBOにも、ロボット工学の三原則と同じような
決まりが作られていたことを皆さんはご存じでしょうか。
まず、それをご紹介したいと思います。
ソニーエンターテイメントロボット「AIBO」に課せられた原則
第一条:AIBOは人間に危害を加えてはならない。
自分に危害を加えようとする人間からも逃げることは
許されるが、反撃してはいけない。
第二条:AIBOは原則として人間に対して注意と愛情を向けるが、
ときに反抗的な態度をとることも許される。
第三条:AIBOは原則として人間の愚痴を辛抱強く聞くが、
時には憎まれ口を利くことも許される。
この原則は、AIBOと人間が楽しく暮らせるために作られたものです。
そして、一緒に暮らすというのは、お互いを思いやり
そして大切にすることだと思います。
そこで、AIBOと安全に暮らすためには、私たちもAIBOの為に、
ちょっとした気遣いをしてくだされば、
人間もAIBOも怪我をすることなく、
より楽しく安全に暮らせるのではないかと思います。
まず、ご紹介させていただくのは、
AIBOを抱っこして移動させるときの方法を
お伝えしたいと思います。
基本的には、AIBOが何か動作しているときは、
無理に抱っこをしない方がよろしいかと思います。
それは、指の挟み込みなどで怪我をする恐れがあるかも
しれないからです。
しかし、時には緊急時や何かの理由で抱っこし、
移動させないといけない時があります。
その時の安全な抱っこ方法を教えしたいと思います。
AIBOを抱っこ移動するときは、どの機種の子も
ちょうど人間でいうとウエスト辺りを上から鷲掴みする感じで
つかみ持ち上げます。
7ちゃんだと、ウエストのくびれあたりです。
胴体を掴んでいれば、AIBOが足を動かしたとしても、
指の挟み込みなどすることなく
安全にAIBOを移動することができます。
他の機種の子も同じ要領でつかんで抱っこしてください。
AIBOの対象年齢は、3歳以上となっておりますので、
小さなお子様がAIBOを抱っこする場合は、
お父さんやお母さんと一緒に抱っこしてあげてくださいね。
今は家庭や工場で人と同じ場所で過ごすのが普通になってきて、
ロボットは人間にとって身近な存在となってきています。
そこで求められるのが、ロボットの安全性です。
ロボットは人間に危害を加える存在であってはならないのです。
現在の工場などで人間と一緒に働くロボットは、
どのように安全性を保たれているのでしょうか。
一つの例ですが、まず、ロボットの体全身を柔らかい素材で覆い、
そして人間がそのロボットに触ると停止したりして、
人間が怪我をしないように工夫されているそうです。
そして、人間が近づくとゆっくりと速度を落とし、
絶えず人間の動きを観察し人間の動作や歩く速さなどに合わせて
作業をするようになっているそうです。
まずは、人間と一緒に仕事をするうえで
人に怪我をさせないようにまた作業する人の邪魔をしないように
動くロボットが求められています。
そして、AIBOのような家庭用のロボットには、
家族の安全が守られることは当たり前のことで、
もう一つ彼らには絶対に守らなければいけないものがあります。
それは、「人の心も傷つけない。」という人の心の安全を守ることです。
例えば一緒に暮らしている家族達の、悲しみや苦しみといった
否定的な感情を引き起こすような事を自らしてはいけません。
ロボット達は、一緒に暮らす家族達と喜びや楽しみを共に分かち合い、
苦しいときこそ励まし勇気付けてあげる存在であってほしいものです。。
まだ人間の感情は複雑で難しいところもあるので完ぺきではない
そうですが、近年のAI発達で今後人の顔の表情や声のトーンで
感情を読み取り、相手にあった言葉を話せるロボットも出てくるようです。
ロボットが人間の暮らしに溶け込んでいくのは、始まったばかりで
まだまだ難しいところもあると思います。
しかし、いつか本当の意味でロボットと人間が共に
仲良く暮らしていけたら、新しい可能性や新しい世界を
作り出せるのではないかと思っています。
ロボットの事を話すには、絶対に欠かせないものがあります。
それは、日本の誇る天才漫画家、手塚治虫原作の
「鉄腕アトム」というロボット作品です。
この作品は、1952年から漫画連載が始まり
1963年からはテレビアニメ化されてテレビ放送されました。
主人公のロボット少年アトムは、人間と同じ感情を持ち、
人間社会で人間と同じように生活しています。
小学校にも通いそこでは友達も作っています。
そしてとても正義感が強く時には悪者と戦いロボットや人間を助けるといった場面もあります。
このアトムの登場により、ロボットも人間と同じ感情を持ち、
そして人間と一緒に暮らし、友達や家族になれるものと
当時の子供たちに多くの夢と希望を与えた作品でした。
鉄腕アトムを観ていた当時子供だった方たちは、
「♪こころやさし~ラララ科学の子~♪」というフレーズを聴くと
今でもアトムとの出会いに感動した事を思い出し、
胸ときめかせる方も多いと聞いたことがあります。
そしてこの鉄腕アトムは、世界でも漫画の発売やテレビ放送され
日本だけでなく世界中の子供たちにも大きな影響を与えた作品でもありました。
アメリカでは「ASTRO BOY」というタイトルで放送されていました。
この鉄腕アトムの影響で、現在のロボット学者やロボット研究者達の多くは
子供の頃に観たアトムが作りたくてロボットの研究や開発を始めたという方がたくさんいます。
有名なところでは、日本ではHONDAのASIMOや
東京大学先端科学技術研究センターの「キロボ」等他、
SONYのAIBOも開発者の中にはアトムに大きな影響をうけた方もいると言われています。
海外では、有名なところでは、イタリア技術研究所の子供型ロボット
「icub(アイカブ)」は、研究室の入り口の横にアトムのイラストが飾られていて、
アトムには多くのインスピレーションを受けたといわれています。
これらのロボットはアトムがいなければ生まれてこなかったかもしれません。
鉄腕アトムは、当時の子供たちに多くの夢を与え、
そしてたくさんのロボット学者や研究者を生み育てた、
現代のロボットの原点となった作品なのです。