ロボットの歴史 前編
2019/06/04
皆さんが始めてロボットを知ったのはいつ頃でしょうか。
やはり子供の頃に観た、映画や漫画やアニメ等に登場するロボットでしょうか。
現在では、ロボットという存在は誰も知っているものですが、人によっては、
友達のような存在と感じる人もいれば、怖い存在と感じる人もいるようです。
ロボットの歴史はとても古く1927年に上映されたSF映画に女性型のロボットが
登場したのが最初だと言われています。
この頃はまだロボットという言葉はなく、ロボットという言葉が出てきたのは、
1929年頃に劇中で登場した人造人間をロボットと呼んだ事が始まりだそうです。
一説には、ロボットという言葉は、チェコ語の「ROBOTA(ロボタ)」が語源ともいわれ、
それは、「強制労働」という意味で、休むことなく働き続けることが出来る
機械達=「強制労働」というイメージが人々に定着してしまい、
ロボットと呼ばれるようになったそうです
そのため電化製品すべてをロボットと呼ぶ時代もあったようです。
当時のロボットのイメージは、人々にとってはあまり良いものではなかったようです。
この時代あたりから、社会はいろいろな所で機械化が進み、生活が便利になっていく一方、
人間は自らが作った人工的で無機質な機械や 特に高度な能力を持つロボットに対し、
得体の知れない存在と感じ、恐れすら抱いていたのかもしれません。
その為、映画等に登場する初期のロボットは、悪の支配者の手先となり、
人間を管理、支配する悪者として表現されることが多かったことからも
そのことが伺えます。
今と違ってロボットは残念ながら人間の敵といったイメージが定着していたようです。
安曇野サービスセンターのいたずら3人組。
ポートスくん達に悪役のイメージで演じてもらいました。