ロボットセラピー
2019/03/19
近年AIの進歩により、ロボットもさまざまな役割を
するようになってきています。
その中で、今注目を浴びているのがロボットセラピーです。
アニマルセラピーというのは、よく耳にすることと思います。
医療介護施設に行き、患者達等の心のケアをしてくれる動物達の事です。
アニマルセラピーには、患者達が動物達と触れ合うことで、
病状が快方に向かったり、コミュニケーション能力の向上や、
精神安定と言った素晴らしい効果が出ています。
しかし、アニマルセラピーにも限界があり、
例えば、動物アレルギーのある患者は、動物達と触れ合うことが
できない場合があります。そして動物による、引っかきや噛み付き等の
突発的な事故の防止が難しいことがあり施設によっては
アニマルセラピーを受け入れる事が難しいと考えるところもあるようです。
そこでアニマルセラピーのような役割をロボットもできれば、
そういったアニマルセラピーの問題とされる部分を
クリアできるのではないかと考えられ、
今世界中でロボットセラピーの研究が進められています。
実際、ロボットが医療介護施設に赴き患者と触れ合うことで、
アニマルセラピーと同じ効果を出しているという報告もあります 。
弊社でも、AIBOを老人ホーム等の施設に連れて行き、
入居者の方たちにAIBOに触れ合っていただき
一緒に遊んでいただく活動をしております。
入居者の方達は、最初始めて見るAIBOに戸惑いもありましたが、
AIBOの愛らしい仕草やコミカルな動きに目を輝かせ、
AIBOとの触れ合いを心から楽しんでくださいました。
中にはAIBOを本物のわんちゃんのように可愛がってくださる方もおり、
最後はAIBO達とのお別れをとても寂しく思ってくださる入居者の方もいました。
この時、弊社のスタッフもAIBOを連れて帰る事がとても心苦しく感じたのを覚えています。
AIBOと一緒にタマ入れゲームをして遊ぶ入居者の方達です。
AIBOもボールを籠の中に入れられないように一生懸命逃げています。
皆さんとても楽しまれていました。
現在では、AIの著しい発達によって、セラピー用のロボットも、どんどん成長し続けています。
見た目の可愛さだけではなく、患者や孤独なお年寄りに寄り添いそして、
その相手にあった相応しい言葉を投げかけ励まし勇気つけてくれるものになってきているそうです。
そして今では、安価で高性能なセラピー用のロボットがでてきているらしく
一般家庭にも少しずつ普及してきているようです。
この先もっとAIの技術が進みロボットも動物と同じように、
患者や孤独なお年寄りに寄り添う事が出来るようになれば、
これからは、患者やお年寄り達の健康状態や住んでいる環境に合わせて、
アニマルセラピーを選択するのか、それともロボットセラピーを選択するのか、
自分達で決める事ができ、より良い環境で暮らしていくことが出来るのではないかと思います。